肘の痛みでよくあるお悩み
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ものを
持ち上げると
肘が痛む -
パソコン作業で
肘に痛みが出る -
なぜ肘が痛むのか
原因がわからない -
肘の痛みを改善
予防したい
原因を知って、肘の痛みを改善・予防していきましょう
肘から前腕にかけての痛みに悩まされていませんか?
肘の痛みがあると、スポーツ時はもちろんのこと、
仕事や家事など日常生活の支障になることがあります。
症状としては肘に痛みが出ていますが、おもに手首や指の使いすぎが考えられます。
メカニズムを理解して、適切な対処・予防を行っていきましょう。
こちらのページでは、肘の痛みをテーマに、
痛みが起こる原因や症状、自分で行える対策を詳しくご紹介しています。
肘の痛みでお悩みの方に
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肘の痛みの原因・症状について
加齢の影響で、中高年以降の方に肘の痛みが出やすくなっています。
しかし、パソコンやスマホの操作、肉体労働などで手をよくつかう場合は、どなたも肘を痛める可能性はあります。
適切な対策をとるには、まず痛みが起こる仕組みを理解することが大切です。
こちらでは、肘の痛みのおもな原因と症状の特徴を詳しくご紹介していきます。
【肘の構造】
肘関節は「上腕骨」「尺骨(前腕の小指側にある骨)」「橈骨(前腕の親指側にある骨)」の三つの骨から構成されています。
・腕尺関節(上腕骨+尺骨)
腕尺関節は、ドアの蝶番のような構造になっています。
おもに肘の曲げ伸ばしに関与しています。
・腕橈関節、上橈尺関節(橈骨+上腕骨、尺骨)
橈骨頭と上腕骨小頭から構成される関節が「腕橈関節」、尺骨と橈骨が作る関節が「上橈尺関節」です。
肘の曲げ伸ばしに加えて、前腕の回内・回外(前腕を内側・外側にひねる動き)に関与しています。
【肘関節の役割】
肘関節には、日常生活において「ものを持ち上げる・運ぶ」「転倒時の衝撃をやわらげる」といった役割があります。
また、スポーツにおけるスイング動作や投球動作なども、肘の曲げ伸ばし、ひねりなどによって行われています。
【肘が痛くなるおもな原因】
肘が痛くなる原因には、「手首の使いすぎ」が挙げられます。
とくに肘の外側、内側部分に痛みが生じやすくなっています。
・外側上顆炎
手首をそらす動きによって、腱の付着部である上腕骨外側上顆に炎症を起こした状態と考えられます。
テニス(バックハンド)で多い点から「テニス肘」とも呼ばれています。
・内側上顆炎
外側上顆炎とは反対に、手首を手のひら側に曲げる動きによって、上腕骨内側上顆に炎症を起こした状態とされます。
ゴルフに多い点から「ゴルフ肘」とも呼ばれています。
またスポーツ以外にも、次のような要因が挙げられます。
・日常生活、仕事での手の使いすぎ
長時間のキーボード操作、スマホの操作は、前腕の筋肉に負担がかかりやすくなります。
そのほか「家事・育児」「仕事(大工、美容師、介護職)」などで手をよくつかうことによっても、肘を痛める場合があります。
・身体が硬い
身体の柔軟性が低下していると、肘に負担がかかりやすくなります。
前腕の筋肉を始め、肩甲骨や股関節の硬さも影響してくることが考えられます。
【外側上顆炎(テニス肘)のおもな症状】
外側上顆炎では、次のような症状例が挙げられます。
・肘外側の痛み
手首や肘を動かした際に痛みが生じやすくなっています。
テニスのバックハンドをはじめ、「雑巾を絞る」「ドアノブをひねる」「肘を伸ばしてものを持ち上げる」といった動作が挙げられます。
上腕骨外側上顆に圧痛がみられますが、安静時の痛みや腫れなどは、基本的にありません。
・外側上顆炎の検査方法
次に挙げる検査で、肘外側に痛みが誘発される場合、外側上顆炎が疑われます。
・トンプソンテスト:抵抗を加えた状態で、手首をそらせます。
・チェアテスト:肘を伸ばしたまま、椅子をつかんで持ち上げます。
・中指伸展テスト:抵抗を加えた状態で、中指をそらせます。
外側上顆炎では、手首をそらせる「短橈側手根伸筋」がおもに関連すると考えられます。
加齢の影響で筋力や柔軟性が低下する点から、中高年以降の女性に外側上顆炎は多くなっています。
【内側上顆炎(ゴルフ肘)のおもな症状】
内側上顆炎には、次のような症状例が挙げられます。
・肘内側の痛み
上腕骨内側上顆に圧痛がみられます。
また、ゴルフのショットやテニスのサーブ、投球といったスポーツ動作によって、痛みが誘発されることがあります。
日常生活でも、手首を手のひら側に曲げたり、内側にひねったりする動きで痛む場合があります。
たとえば、パソコンのタイピングやハンマーを打つような動作、手首をつかってものを持ちあげる動作などです。
・内側上顆炎の検査方法
前腕を回外した状態から、抵抗を加えながら手首を屈曲、回内する動きをした際、肘の内側に痛みが起こった場合は、内側上顆炎が疑われます。
内側上顆炎では、肘の屈曲回内筋の関与が考えられています。
加齢にともなう腱の変性が考えられるため、ゴルフ肘も中高年の方が発症しやすくなっています。
肘の痛みへの対処法と予防方法について
肘の内側・外側に痛みが生じた場合は、どう処置すれば良いのでしょうか?
放置して使い続けていると、痛みを悪化させる可能性があります。
また、使いすぎが考えられるため、痛みへの対処だけではなく、生活習慣のみなおしも欠かせません。
こちらでは、肘の痛みへの対処法と予防法を詳しくご紹介していきます。
【肘の痛みの改善方法】
外側上顆炎、内側上顆炎が疑われる場合は、次のような対処を行いましょう。
※両症状とも、基本的には同じケア方法になります。
<急性期(痛みが強い時期)>
・安静
肘の内側、外側に炎症が起こっていることが考えられます。
痛みの出る動作は避けて、安静を心がけてください。
無理に使いつづけると炎症を悪化させ、症状を長期化させるリスクがあります。
・アイシング
炎症を抑えるため、患部をアイシングしてください。
ビニール袋に氷水を入れ、痛みのある箇所を冷やしましょう。
※冷やしすぎると血行を悪化させる可能性があるため、熱感や痛みがあるときだけにしてください。
・固定・サポーター
テープやサポーターなどで関節を固定すると、肘にかかる負担を軽減できます。
とくに、仕事や家事などでどうしても手をつかわないといけない場合には、有効な対処と考えられます。
<慢性期(痛みが落ち着いた時期)>
・温める
慢性期では、患部を温めて血行を促しましょう。
サポーターをはじめ、湯船に浸かった入浴もおすすめです。
・ストレッチ
ストレッチによって、手首の柔軟性を高めましょう。
入浴後の身体が温まった状態で行うことがおすすめです。
肘を胸の前に伸ばします。
反対側の手を使って、「手首を反らす」「手のひら側に曲げる」「手首を曲げた状態で、内側にひねる」といった方向にストレッチを加えていってください。
そのほか、肩関節や股関節もストレッチしておくと、肘の負担をより緩和できます。
・テーピング
スポーツや仕事の際には、テーピングで患部を保護しておくことをおすすめします。
固定はもちろんのこと、キネシオテープ(皮膚や筋肉の伸張率に近いテープ)をはることで、筋肉や腱のつっぱりを緩和できます。
貼り方については、一度接骨院の方にも相談してみてください。
【肘の痛みの予防方法】
症状が緩和してきたら、今度は日常的なケアで痛みを予防していきましょう。
具体的には次のような方法が挙げられます。
・股関節を中心とした柔軟性の向上
手首のストレッチは、普段の習慣にすることをおすすめします。
また、体幹から連動した動きができるよう、骨盤周辺の柔軟性も高めておきましょう。
・股関節〜体幹のストレッチ
両足を横に開き、手は膝の上に置きます。(相撲の四股ふみのような姿勢です)
右手で右膝を外側に押しながら、上半身を左にひねります。
反対側も同様に行ってください。
・腸腰筋のストレッチ
右足を前に大きく踏み出し、左足は後方に伸ばします。(足を前後に開いた姿勢です)
背中をまっすぐ伸ばし、骨盤を前方に水平移動させると、左足の付け根部分がストレッチされていきます。
左右バランスよく伸ばしましょう。
・こまめに休憩をとる
日常では、パソコンのタイピングやスマホの操作が、手首から肘への負担になります。
また、長時間同じ姿勢がつづくと、肩甲骨や股関節周辺が固まってしまいます。
20〜30分ごとに休憩を入れ、肩をぐるぐると回したり、手首をストレッチしたりして、こまめに身体を動かすようにしましょう。
・運動フォームのみなおし
スポーツで肘を繰り返し痛めている場合は、運動のフォームを一度みなおしてみましょう。
手首の力で、ラケットやクラブを振っている可能性があります。
股関節から肩甲骨、肘、手首へと連動して動かすことが理想です。
身体が動かしにくい場合は、ストレッチで柔軟性を高めるようにしましょう。
・道具の見直し
フォームに加えて、道具の問題も考えられます。
「テニスラケットのガットが硬い」「ラケットが重たい」「グリップが細すぎる」などがないか、一度道具をみなおしてみるのもよいでしょう。
行田みらい接骨院の【肘の痛み】アプローチ方法
肘の内側は野球肘と称されるため、投球動作による肘の負荷による痛みのことをいいますが、一般的には使いすぎによって痛みが出ることが多いです。
現代であれば、スマホやパソコン作業、力仕事、家事などでも引き起こされやすいです。
肘外側の痛みはテニス肘ともいわれています。
この肘の外側も、上記と同じように使いすぎがきっかけになることがほとんどです。
しかし、肘関節に問題があって痛みが出てしまうのではなく、肘関節周辺の筋肉・筋膜に負荷をかけてしまう問題もあると考えています。
上下関節である肩関節や手関節、上肢の土台である肩甲骨、身体の土台である骨盤、これらに原因があって肘関節周辺に問題が起こりやすくなります。
当院では、肘関節に対して、原因を全身から探してアプローチをし、早期改善を図ります。
早期改善のために、全身骨盤調整(スズキトリートメント)やトータルケアをその身体にあった形でアプローチしていきます。
著者 Writer
- 院長:茂原 康平(もはら こうへい)
- 生年月日:H2.10.19
血液型:A型
出身:行田市
趣味:ダーツ、ゴルフ、野球
得意な施術:内臓・頭蓋骨調整、五十肩、ぎっくり腰
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